高梁川の水は様々な処理を経て水道水となり供給されています。
取水から、薬品処理、ろ過、送水まで、水ができる各工程を紹介します。

(1)高梁川

(2)取水ポンプ

水道の水源である河川から原水を取り入れます。
(3)高度浄水処理施設

新しい水処理方式として、粒状活性炭を使用した上向流式生物接触処理施設を導入しました。(平成28年11月運用開始)
この設備は、微生物による自然浄化作用を利用して、カビ臭等の異臭味を効率よく除去し、安全で良質な水をつくることができます。
取水場から送られてきた水を、安心して飲めるきれいな水にします。
(4)着水井

原水の取水量や各系統への配分量を調節します。
(5)混和池

原水と薬品を均一に混ぜます。
(6)フロック形成池

薬品を混ぜた原水をゆっくりフロキュレータで攪拌してフロック(ゴミの塊)を大きくします。
(7)沈澱池

大きくなったフロックを下に沈めます。
(8)ろ過池

沈殿池で取り除けなかった小さなフロック等を取り除いてきれいな水にろ過します。
(9)浄水池

きれいにろ過された水を貯めておきます。
(10)送水ポンプ

給水地域へ水を送ります。
(11)増圧ポンプ所

水の圧力を調整します。
(12)調整池

一時的に水を貯めて、送る水の量を調整します。
(13)排水池・排泥池

沈殿池とろ過池からの排水や泥を貯めます。
(14)濃縮槽

泥を濃縮します。
(15)脱水機

泥の水分を取り除き、浄水ケーキにします。
(16)浄水ケーキ

浄水処理過程でできた泥から水分を取り除いた物で、野菜や花の栽培に適しています。
(17)監視室

浄水処理施設、各増圧ポンプ所を24時間運転・監視しています。
(18)水質試験室

水質の検査を行い、水の安全を確認しています。