水源の保護

水源涵養林

 水源涵養林とは、「雨や雪などの降水を土壌に浸透・保水させて、その後、時間をかけ河川へ水を供給する機能を持っている森林」のことをいいます。季節を問わず川の水量が安定しているということは、河川水を取水している水道事業者にとって、とても重要なことです。また、雨水が森林土壌を通過することにより、天然のろ過作用で水の浄化にも貢献しています。


 岡山県南部水道企業団では、水道水源の保護を目的として高梁川上流(新見市神郷油野宇小谷)の山林を取得し、維持管理を新見市森林組合に委託しています。これまでの取得面積は約69.5haとなっています。
 そのうち54.51haはヒノキ、1.5haはスギを植林しています。